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男性はパイパンにすべき?パイパンにするメリットと処理方法

「パイパン」とは、陰毛(アンダーヘア)をすべて処理することを指し、「ハイジニーナ」と呼ばれることもあります。「パイパンは女性がするもの」というイメージは根強いですが、近年はパイパンにする男性も増えてきています。

当記事では、男性がパイパンにするメリットや陰毛の処理方法、自己処理する際の注意点を説明します。陰毛をなくすことには衛生的なメリットもありますが、男性器周辺はデリケートな部分なので、正しい処理方法を理解しておきましょう。

 

1.男性がパイパンにするメリット

海外ではアンダーヘアの処理が一種のエチケットとして浸透していることから、その影響を受けて日本でも男性のパイパンに対する世間の理解は深まりつつあります。最近は男性専用の脱毛サロン・クリニックも登場しており、日本国内でも性別や年齢を問わずパイパンにすることは可能です。

まずは、男性がパイパンにすることで期待できるメリットを5つ解説します。

 

1-1.臭いや蒸れを抑えられる

陰部周辺の臭いや蒸れの主な原因は、汗や熱による雑菌の繁殖です。男性の股間は睾丸(精巣)が突出している分、陰部周辺に熱がこもる傾向にあります。特に陰毛が密集している部分は高温多湿になりやすく、臭いの原因となる雑菌の好む環境です。そのため、陰毛を除去すれば、下着内で熱がこもるのを防ぎ、雑菌の嫌な臭いを低減できるでしょう。

また、下着の中の臭いや蒸れが気になる場合は、パイパンにするだけでなく、通気性のよいジャストサイズの下着を選ぶこともポイントです。サイズの小さいパンツは、内部を締め付けて蒸れを生じさせます。蒸れ対策には、綿など汗をかいても適度に吸ってくれる素材を使った下着がおすすめです。

 

1-2.陰毛の絡まりや抜け落ちを防げる

日本人男性は仮性包茎が多く、勃起から通常の状態へ戻るときに、包皮が陰毛を巻き込むことがあります。硬い陰毛を巻き込むと違和感があるだけでなく、亀頭に痛みも感じます。また、陰毛がズボンのチャックに挟まった場合、引っ張られて痛みや怪我につながります。パイパンにすれば、陰毛が包皮やチャックに巻き込まれる心配はありません。

さらに、陰毛にも頭髪と同様に毛周期は存在し、知らず知らずのうちに抜け落ちることがあります。パイパンにすれば抜け落ちることもなく、友人や恋人を部屋に招いても、床に落ちた陰毛を見られずに済みます。

 

1-3.男性器が大きく見える

日本人の場合、男性器の平均的な大きさは弛緩時で約8cm、勃起時で約13cmと言われています。男性器のサイズが決まる要因は、遺伝や栄養状態、身長や体型など、さまざまです。同じ年齢・体重の男性でも、身長が高い人のほうが男性器は大きくなりやすく、肥満体型の人は小さい傾向が見られます。

生活習慣や体型を変えた程度では、男性器のサイズが大きく変化することはありません。しかし、パイパンにすると肌色の見える範囲が増える分、男性器が大きくなったように感じるでしょう。

 

1-4.密着度や感度が上がる

陰毛があると素肌に密着できず、感じにくい人もいます。パイパンにして陰毛をなくせば、性器同士が直接触れ合い、気分や感度が上がるでしょう。また、陰毛が絡まる心配がないため、パートナーが手淫や口淫を行いやすくなることもメリットです。清潔感のある印象となり、精神的にも触ってもらいやすくなるでしょう。

パイパンのほかには、飲酒や自慰行為の頻度を控えることも感度を上げるコツです。陰茎を高速で擦ったり強く握ったりするなど、刺激の強い自慰行為は感度を鈍らせる原因となるため、注意しましょう。

 

1-5.ケジラミの感染予防につながる

ケジラミとは、陰毛・わき毛など体毛が多い部分に潜む、約1~2mmの小さな虫です。病原菌を感染させる心配はないものの、ケジラミそのものが強いかゆみの原因となります。一般的なシャンプーや石鹸では、抵抗性のあるケジラミが残る可能性があり、認可された専門アイテムで洗浄や治療を行わなくてはなりません。

ケジラミの主な感染経路は、性行為におけるパートナーの陰毛との接触です。まれに寝具やタオルを介して感染することもあります。ケジラミの感染を予防するためには、虫が潜む場所(陰毛)そのものをなくす対策がおすすめです。

 

2.男性器周辺をパイパンにする処理方法

男性がパイパンにするには、カミソリや除毛クリームで自己処理する方法と、エステサロンや美容クリニックで施術を受ける方法があります。いずれの処理方法にもメリット・デメリットがあるため、自分の目的や体質に合う方法を選びましょう。

 

2-1.カミソリ

髭剃りなどのカミソリを使用して陰毛を剃り落す方法です。

メリット デメリット
  • 安価に購入できるアイテムもある
  • 自宅で自己処理できる
  • 髭剃りと同じ要領で処理できる
  • 肌トラブルのリスクがある
  • 毛が伸びるとチクチクする
  • すぐに生えてくる

カミソリは数百円で購入できる商品も多く、コストをかけずに自己処理できます。男性の場合は普段の髭剃りでカミソリの扱いに慣れているため、スムーズに処理できる点もメリットです。

一方で、カミソリ負けなどの肌トラブルには注意が必要です。剃毛後はケア用品で肌を労わりましょう。硬い陰毛は伸びるとチクチクする上、パイパンの状態を保つには定期的に剃る必要があります。

 

2-2.除毛クリーム

ドラッグストアなどで購入できる除毛クリームを陰部に塗り、時間を置いてから洗い流す方法です。

メリット デメリット
  • 自宅で自己処理できる
  • 処理費用を抑えやすい
  • ツルツルの状態になれる
  • 肌トラブルのリスクがある
  • クリームから刺激臭がする
  • すぐに生えてくる

除毛クリームは、アルカリ性の薬剤で毛のタンパク質を溶かす仕組みです。自宅で処理できる手軽さと、ツルツルの仕上がりが魅力と言えます。最近はVIO専用タイプもあり、処理費用も比較的安価です。

ただし、刺激臭のする強い薬剤を使用するため、人によっては肌荒れを起こす恐れがあります。また、除毛クリームは皮膚表面に出ている毛を溶かす働きしかなく、カミソリでの処理と同じように時間が経てば再度生えてきます。

 

2-3.美容脱毛

エステサロンなどで専用のマシンを使用する処理方法です。最近は女性専用のほか、男性をターゲットとしたメンズサロンも増えています。美容脱毛では、光を照射するタイプのマシンを使用します。

メリット デメリット
  • 自分で処理する手間が少ない
  • 医療脱毛より痛みが少ない
  • 脱毛と減毛を選べる
  • 何度もサロンに通う必要がある
  • 費用がかかる
  • 他人に男性器周辺を見られる

エステサロンのスタッフが施術するため、自分では見逃しやすい部分も丁寧に処理してもらえます。美容脱毛で使用するマシンは医療脱毛とは強度が異なり、痛みが少ないこともメリットです。パイパンに躊躇する人には、陰毛の濃さ・量を調節する減毛も提案してくれます。

しかし、望む効果を得るまで何度もエステサロンに通う必要があり、費用がかさみやすい傾向にあります。施術中は担当者に男性器周辺を見せることになるため、抵抗を感じる人もいるでしょう。

 

2-4.医療脱毛

医療機関で受けられる脱毛施術です。医師や看護師でなければ使用できない、美容脱毛よりも強力なマシンで処理します。

メリット デメリット
  • 有資格者に処理してもらえる
  • 少ない回数で処理できる
  • 半永久的に脱毛できる
  • 費用がかかる
  • 強い痛みを感じることがある
  • 他人に男性器周辺を見られる

医療脱毛は、医療従事者に処理してもらえる安心感があります。強力なマシンを使用するため施設へ通う回数が少なく済む上、半永久的にツルツルの状態を保つことも可能です。

ただし、美容脱毛やほかの処理方法に比べると費用は高額です。人によっては施術中に強い痛みを感じたり、肌トラブルを起こしたりする恐れがあります。また、美容脱毛と同様に施術中は他人に男性器周辺を見られます。

 

3.男性が自己処理でパイパンにする際の注意点

カミソリや除毛クリームを使用すれば、自宅で陰毛を自己処理できます。ただし前述の通り、処理方法によっては肌トラブルや男性器を傷つけるリスクがあります。特に男性器や陰部周辺の皮膚は薄く傷が付きやすいので、ささいな刺激で肌トラブルが発生することもあります。小さい傷から雑菌が繁殖し、蒸れやかゆみ、赤みを誘発することも考えられます。

そのため、自己処理する場合は可能な限り刺激の強いものや、傷つけやすい方法は避けることが大切です。処理後は問題なくとも、日が経つとチクチクする可能性もあります。合わないと思ったら、医療脱毛などほかの処理方法を検討しましょう。

 

まとめ

男性がパイパンにすることには「下着内の臭いや蒸れの軽減」「陰毛の絡まりやケジラミの防止」「男性器のサイズアップ効果」「密着度・感度の向上」といったメリットがあります。

カミソリや除毛クリームを使って手軽に処理する方法もありますが、男性器周辺や肌を傷つけないよう注意が必要です。自己処理が難しく、金銭的に余裕がある場合は、美容脱毛や医療脱毛を検討してみましょう。

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